祝!桃太郎伝説日本遺産!
みなさん、おはこんばんにちは。コロコロラーメンです。
今日はプレミアムフライデーということで、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。
まぁ、私を含めてあまり縁がないって人が多数かもしれませんね…。
さて、昨日文化庁が岡山県の桃太郎伝説に関連する27の文化財のストーリー日本遺産に登録しました。
登録したからと言ってこれで終わり、にはせずにここから日本遺産として桃太郎と関連のあるそれらをどのようにして生かすのか、が課題になりますね。
これを共通のきっかけとして4つの市で団結して盛り上げる形になるとよいのですが…。
なお、その文化財の1つが鬼ノ城(きのじょう)で、国内初の城壁保護のための敷石が存在する古代の城です。
桃太郎の鬼の起源と言われている温羅伝説では、温羅が根城にした城とされていますが、実際は663年の白村江の戦いで唐・新羅連合軍に大敗し、百済滅亡といずれその二か国が攻撃を仕掛けてくる可能性から建てられた山城の1つとのことです。
まぁ、百済滅亡後に亡命してきた百済人が数多く存在したようなので、もしかしたらその人たちがこの城とかかわりがあるのかもしれませんね。
最近の研究では7世紀後半に立てられたとされていますが、詳しいことは今後の調査で明らかになることを願うばかりです。
ただ、鬼城山ビジターセンターのHP(URL:http://www.city.soja.okayama.jp/bunka/bunka_sport/hakubutu/kinojouzan_vc.html)にもありますように、飲料水を販売する自販機がありません。
それだけでなく、JR吉備線服部駅から約5km、総社駅で下車、タクシーで約20分と総社市出身でなければ敷居の高い場所です。
おまけに見るだけで終わり、では全く活用できません。
民間でここに合うお土産を作って売ってくれと願っても、手を上げる企業があるかどうか…。
それほど呼びたいのであれば、服部駅や総社駅、倉敷駅からシャトルバスを出す、そしてビジターセンターが自らお土産を作って販売する(もちろん、おみやげについて造詣の深い企業や周辺住民と連携して)といった思い切ったことをしなければならないでしょうね。
あと、飲料水の販売はくれぐれもお忘れなく!(例えば、桃太郎にちなんで桃のサイダーやジュースとか)
「『桃太郎伝説』の生まれたまち おかやま~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語」(岡山、倉敷、総社、赤磐の4市)、指定されただけで終わる、なんてことがないよう、4市活性化のきっかけになることを願うばかりです。